MAGAZINE
エスティナのガーデンご紹介や、お庭に関する情報あれこれ。
-ESTINA MAGAZINE Vol.57-
エスティナ第13回全国ガーデンエクステリア
コンテスト受賞作品
今年を代表するエスティナのガーデンエクステリア。
エスティナが全国でつくる素敵なお庭の中から、その年を代表するお庭を選ぶコンテスト「エスティナガーデンアワード」。
第13回目となる今回は100を超えるエントリーが集まり、ホームページやInstagramでの投票を経て、8作品がノミネートされました。その後、エスティナチェーン内での同業者のシビアな視点で選ばれて受賞が決まった上位3作品。本紙ではその受賞作を中心に、ご紹介いたします。
機能性とゆとりの両立を考えたガーデンリノベーション。

ゆったりとしたアプローチ。解放感のある空間に改修。
築50年のコンクリート造テラスハウスを断熱改修するモデルハウス計画から始まったお庭と外構の改修。アップサイクルの考え方を取り入れ、一から作り直すのではなく、元の素材を活かしながらのガーデンリノベーションとなりました。
敷地の入口から玄関までを最短距離にするのではなく、あえて距離を取ってゆったりとデザイン。途中にはシンボルツリーに選んだアカシア・ブリスベーンがお辞儀をするように出迎えてくれます。工夫点としては、正面玄関の他に駐車スペースを備えた北側を出入りのメインとし、ポストや宅配BOXもそちらに設置することで南側の門柱は表札とインターホンのみのシンプルスタイルに仕上げることができました。利便性とゆとりのイイトコ取りをしたデザインです。ウッドフェンス内側には、現場で余った木材を再利用したオリジナルプランターを製作・設置し、屋内からも植物の眺めを楽しめるようにしています。西側の植栽帯は、散歩中の人はもちろん、近くを走る電車の車窓からも見える場所なのでアイキャッチになるよう力を入れたポイントです。西日のきつい場所なので植物選びには苦戦しましたが、分厚い鉄板の土留めと合うよう力強いイメージの樹種を選定しました。機能性とゆとりの両立をトータルに表現したガーデンリノベーションです。

阪本 詩奈(ESTINA 京都右京)
初めての参加でしたが、先輩方の素敵なデザインがたくさんある中、GOLD賞をいただけたことを本当に嬉しく思います。投票してくださった皆さま、施工に携わった職人さん、支えてくれたスタッフに心から感謝します。受け身ではなくこちらから自信をもって提案できるモノを作りたいという思いを具現化したようなお庭になりました。
これからも新しいことへのチャレンジを恐れず進み続けていきたいと思います。
いつでも非日常を過ごせるアウトドアリビング。

外部からの視線を気にせず、お風呂上がりに涼んだりベンチに腰掛けてお酒を楽しむプライベート空間。
芝がメインのメンテナンスが大変なお庭から、重厚感のあるクローズ外構へとイメージを刷新するガーデンリノベーション。
隣家との距離が近い住宅地。視線を気にせず過ごせる庭空間にしたいと、高い壁を立てて外部との区切りを持たせ、周囲の目を気にせずゆったりと過ごせるようなアウトドアリビングにしました。壁際には植栽帯を設けて高さを和らげたり、吊り下げ式のカーポートや抜け感のある門扉を採用して軽さを演出。アプローチの階段やテラス内のベンチにも浮遊感を持たせ、夜には浮き上がるようなライティング。プライバシー性の高いお庭空間になりました。

竹本 鉄司(ESTINA 広島)
この度は、素晴らしい作品が本当にたくさんある中、このような賞をいただくことができて、驚きと同時に大変嬉しく思っております。私たちのこだわりとオーナー様の想いがたくさん詰まった今回のお庭は、沢山の方のご協力のおかげで完成することができました。この感謝の気持ちを大切に、これからもお客様の想いや日々に寄り添いながら、暮らしとつながるお庭を一つひとつていねいにつくっていこうと思います。
足湯のあるお庭。憧れのリゾートガーデン

広い敷地を活かして様々な楽しみ方ができるリゾート感ある庭空間。
お客様のご希望は「滝」と「水盤」「足湯」という、ラグジュアリーでリゾート感のある新築ガーデン。夏にはバーベキュー、冬には足湯でホッとできる。お孫さんなどの来客にも楽しんでもらえて、屋内に居ても滝の水音に癒される。そんな明確なイメージを形にしました。来客用の玄関前は石積みで迫力ある壁に。門扉を開けるとタイル張りの壁を正面に、玄関口とお庭への入り口に分かれるよう、動線を考えてデザイン。リゾート感を更に引き立てるココスヤシやブラシノキの他、道路側はやわらかい目隠しとして常緑樹を中心に。また、照明をふんだんに設置して夜のパーティも楽しめる「夢の詰まった空間」になりました。

松重 明子(ESTINA 岡山)
この度は多くの方々にご投票いただきありがとうございます。
長い時間をついやしたこのお庭でこのような賞を頂けて大変うれしく思います。それもお施主様や協力会社の皆様 ささえてくれた会社のみんなのおかげだと思います。今回のお庭で自分の力量・限界が分かった気がします。足りない部分を補うよう努力し、もっとお施主様に満足いただける、すてきなお庭を作れるよう精進していきたいと思います。
総合部門 入賞作品のご紹介
100点を超えるエントリーとなった第13回エスティナガーデンアワードですが、入賞作品も素敵なお庭ばかり。ここでご紹介する5つの作品も新築ガーデンやガーデンリノベーションなど様々です。新しいお住まいを更に引き立てるガーデンエクステリアや、新しいライフスタイルに寄り添ったリノベーションを考える際に、是非ともご参照ください。素敵なお庭づくりはたくさんの事例を見てイメージを膨らませるところから始まります。
小黒 貴子(ESTINA 木更津)
溝端 愛(ESTINA 長野)
久野 久美子(ESTINA 境町)
東村 圭祐(ESTINA 高島)
ガーデン部門 受賞作品のご紹介
森 健一(ESTINA 白井)
ただある「ニワ」を家族で楽しめる庭にして欲しいと言うご要望に応えて、飼い犬を含めたご家族みんなで過ごせる「お庭」にしたガーデンリノベーションです。空間を囲いつつも風通しや抜け感を取り入れたプライベートガーデンに。
ファサード部門 受賞作品のご紹介
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- 2024.12.19
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