MAGAZINE
エスティナのガーデンご紹介や、お庭に関する情報あれこれ。
-ESTINA MAGAZINE Vol.55-
素材の持つニュアンス、その一つひとつを大切に。
プロが提案する、外構とお庭。
触れて感じる季節の空気。
我が家のお庭空間を素敵なものに。
背の低い塀を設けた採光性の高い外構デザイン。
雑木風の植栽で綺麗に
まとめた心地よい空間。
GARDEN & EXTERIOR
GATE POST/STONE WORK/FENCE
建物外観の特徴を
上手に活かした外構。
エスティナでは「おうちで過ごす時間を快適にするためのガーデンエクステリア」ということを考えて、1邸1邸ていねいにプランニングしています。
今回のESTINA LIFEでは、「オープン」や「クローズ」といった外構のタイプ別に、それぞれの特徴や考え方について、事例をもとにご紹介いたします。
では、さっそくCASE1の事例を見ていきましょう。こちらは植栽の雰囲気がおしゃれなオープン外構です。オープン外構とは、敷地のまわりに塀や生垣などによる囲いをつくらないタイプの外構のことです。採光を考えて、視界を遮らない程度にポイントを絞った塀やフェンスを設ける場合もありますが、その特徴は解放感にあります。ここではスッキリした株立ちの樹形のよい植栽を配置し、外からの視線をある程度は遮りつつも、風の抜ける居心地の良い空間に仕上がっています。
モダンな外構、くつろぎのリビングガーデン。

カースペースの奥に背の高い塀を設けて、しっかりと空間を区切る。
CASE2の事例はクローズ外構です。クローズ外構とは防犯性やプライバシー確保を考えて、高さのある塀やフェンスなどを設置して敷地を囲う外構デザインのことです。オープン外構に比べると解放感は損なわれますが、外からの視線を気にせずにお庭を使えるようになるのが特徴です。お子さんやペットの飛び出しについても安心して過ごせる点もポイントです。
こちらの住宅では、カースぺースの後ろに高い塀を立て、その奥のガーデン部分は外側からは見えない様になっており、リビングから続くタイルテラスは生活空間の一部となっています。ファイヤーピットを置くことで火のある空間を楽しめるように、またライティングも考えて、朝から夜まで好きな時に好きなように過ごせます。玄関へのアプローチも背の高いガビオンとフェンスで目隠しすることにより、防犯性も高めています。
解放感をたのしむお庭。

自然素材を組み合わせた開放的なデザイン。
こちらは、自然素材を組み合わせた広々とした空間のオープン外構です。
オープン外構は視覚的に開放感を得られるのが特徴です。狭い敷地やいびつな敷地の場合でも広く感じられるというメリットがありますが、CASE3は広い敷地でのオープン外構の例となります。カースペースを広く取り、植栽、芝などのグリーンの鮮やかさが印象的です。タイルや自然石も上手に組み合わせて上品に仕上げました。庭部分との高低差を自然素材を使って処理している点も、専門店ならではのガーデンエクステリアです。