外構コラム

エスティナの外構に関するコラム

2024.10.15

- 外構のデザイン:目隠し・フェンス

 

外構、エクステリア、お庭、ガーデンの工事に掛かる費用(≒コスト)が何で変わるか。

様々な要素が絡む複合的なものではありますが、

私は「大きさや量」に左右される部分が大きいと考えています。

 

これは物件にもより、またやりたいことにもよるので、一概には言えません。

上記はあくまでも一般論であり、その傾向があるという話にすぎないのですが、

例を挙げるなら、仮に同程度の建材を使った場合に、

 

・ウッドデッキ:大きくすると高くなり、小さくすると安くなる

・土間コンクリート:広くすると高くなり、小さくすると安くなる

・コンクリートブロックの塀:高く積むと高くなり、低くすると安くなる

 

となります。

 

シンボルツリーとして植える植栽も、同じ樹種なら大きな方が高価な傾向にあります。

極論としては「無くしてしまえばもっと安い」となります。

これらは、その部材自体の仕入金額だけではなく、大きくなると搬入に掛かる費用などの付帯するコストが高くなることも影響します。

 

文字にすると当たり前に過ぎるかもしれませんし、

もちろんそこを提案で解決するのが私たちの仕事です。

とはいえ、大まかにそういった傾向にあることはご理解いただけるのではないかと思います。

 

 

フェンスや目隠しも例外ではないです。広く、高くフェンスや塀、目隠しを設ければ、それは料金に反映されます。

良いプランやデザインにするために、そのお住まいにおける外構の見どころや、「コストの掛けどころ」を適切に考えていく必要があります。

目隠しやフェンスの建材についてはアルミ、樹脂、コンクリートブロック、生垣等々、選択肢があります。また同じ建材で目的に応じて形状のバリエーションがあります。費用、目的や安全面(高さや位置から判断して軽量のものを採用するなど)から決めていくことになります。

専門業者からのお打合せに際して、お客様に「どこからの視線をどの程度遮りたいのか」の優先順位やめりはりをつけていただけると、専門業者から最適なプランが提案されるのではないかと考えています。

目隠しに限った話ではありませんが、新築の段階でこれらの優先順位が熟考されずに外構工事が進んでしまい、住み始めて不満が出てきてすぐにリフォーム……となるのはあまりにももったいないと思います。

目隠しの事例も豊富に掲載されているエスティナのサイトをご覧いただき、アイデアを広げてみてください。

なお、このページの事例についてはこちらから。