外構コラム

エスティナの外構に関するコラム

2024.10.11

- 外構のデザイン:駐車スペースとカーポート

 

外構において大きなスペースを占めるのが駐車スペース(パーキングスペース)です。

外構のデザインにおいても、外構工事においても、大事なポイントとなります。

 

まず考えるべきは、「自動車何台分の駐車スペースが要るか」です。

一般的には(敷地の広さなどの諸条件によりますが)、

・所有している車の台数

・(スペースに余裕があれば)ゲスト用に欲しい台数

を合わせた台数ということになるのではないでしょうか。

 

そして、それぞれの駐車スペースに車が出入りする頻度を教えてください。

例えば、1台は出勤で平日は常時使う、もう1台は週末買い物のとき使うくらい、

ゲスト用は月に2~3回来客がある程度では、といった感じです。

それに応じて提案が変わってくる場合があります。

 

 

カーポートを設置する物件も多いです。

カーポートは、Lixil、YKK AP、三共アルミなど複数のメーカーが商品展開しております。

スペックで金額が大きく変わる商品です。

例えば、雪が降るエリアは、積雪荷重の関係で高価になる傾向です。

雪が載っても潰れないように、しっかりした作りになる分が価格に反映されます。

 

駐車スペースは、床面をどう仕上げるかも大事です。

土間にするのか、砕石にするのか、等です。

土間の仕上げには、金ゴテ仕上げ、刷毛引き仕上げ等複数あります。

また、表面に骨材(砂利)が浮き上がったように仕上げる洗い出しという技法もあります。

車の出し入れの際に、ハンドルを切る場所は、どうしてもタイヤ痕が付きやすくなりますのでそれも加味して仕上げを決めます。

 

一般的に、土間には緩やかな勾配が付いています。

雨水が敷地の外へ流れ出すようにするための傾斜です。

 

今は小回りが利く軽だけど、近いうちに大型のワゴンに買い替える

といった予定がある場合は、事前に言っていただく方が良いと思います。

また車庫入れが苦手といった方も、早めにその旨お伝えいただくことをお勧めいたします。

 

使う頻度が高い駐車スペース。

ストレスなく使えるようしっかりと考えていきたいものです。

 

ご興味ある方は、駐車スペースの事例画像もたくさん載っているこちらのサイトをご覧ください。