外構コラム
エスティナの外構に関するコラム
2024.10.21
- 外構のデザイン:高低差
外構、エクステリアが担う重要な役割の一つが、高低差の解消です。
外構における高低差とは、
ものすごく大まかに申しますと、道路や駐車スペースに対して玄関の位置が高い物件であることを意味します(例外あり)。
高い位置にある玄関に歩いていけるように、階段やスロープを作ることになります。
玄関の位置が高いということは、そこに土が詰まっていることになります。
その土が道路や隣地へ流れ出さないように、せき止める壁を作る必要があります。
この壁を「土留め」と呼びます。
文字通り土を留めるために、擁壁やコンクリートブロックの壁を作ります。
「土留めのための土留め」を作ってしまうと敷地が狭くなりますので、
限られた敷地を有効に活用するために、門扉や階段、花壇の類が土留めを兼ねることもあります。
高低差がある物件の場合、住宅の基礎を通常より深くすること(深基礎)で土留めとすることもあります。
デザインする上で、この深基礎や、玄関ポーチの向きなど、住宅と外構とどう連動したプランにするかが大事なポイントとなります。
高低差のある敷地の場合、見せ場のある現場に仕上がることも多いです。
使い勝手も含め、外構専門業者としっかりと打ち合わせしていただければ幸いです。
高低差のある物件含め、外構のデザインが複数ご覧いただけるHPはこちらです。