外構コラム
エスティナの外構に関するコラム
- ご夫婦の好みを融合させたお庭(後編)
前編では、更地だったお庭をご夫婦それぞれのお好みを融合させたプランの提案をご紹介しました。
後編では、施工開始から完成までをご紹介します。
排水するためのマスが土に埋まった状態で、スタッフや職人さんで掘り当てたところ予想外の位置にありました。急遽、現場で図面を書き直して対応。アプローチの形や門柱の長さなど若干の変更はあったものの、迅速な対応で最小限の変更で済みました。
レンガで大まかなレイアウトが完成したら乱形石を並べていきます。
色は「家全体を明るい印象にしたい」というご希望に沿ってイエローを選択。
シンボルツリーやハーブを植栽して、お庭の雰囲気をさらに盛り上げます。
「グリーンいっぱいの庭が好きだけど育てるのは苦手」と話す奥さまのために、ほとんど手がかからないハーブ系の植栽で庭を彩ります。
門柱の周りに植えられたグリーンは、ハーブやワイヤープランツ、アイビーなど、ほぼメンテナンスの必要がないものばかり。シマトネリコなどの常緑樹のほか、実のなるジューンベリーを植えて、季節の楽しみも盛り込んだ。マリンライトをセットした門柱とグリーンが絶妙のバランスで配置されている。
設計から手がけたオーダーメイドのロートアイアンフェンスと手すりがアクセントに。フェンスはアプローチのカーブに合わせて制作。
形が不規則な駐車スペースは、直線でデザインするとバランスが悪くなるため、曲線を多用してバランスを良く見せる工夫も。芝をラインで入れることで彩りも添え、 乱形石、化粧砂利の洗い出し、コンクリート3種の素材を使って、表情豊かに仕上げた。
駐車スペースの周りは、盛り土をしてお庭に奥行きをプラス。芝やグランドカバーが植えられ、年を追うごとにグリーンが広がっていきます。
こうして、ご夫婦の要望を余す所なく取り入れたお庭が完成しました。