外構コラム

エスティナの外構に関するコラム

2017.11.21

- お庭のシンボルツリーの選び方《常緑樹》

 

今回は年中緑の葉を見ることができる常緑樹をご紹介いたします。新しい葉が揃う時期に、徐々に落葉する種や、葉の寿命が著しく長い種のことを常緑樹と呼びます。
常緑樹といっても、「葉がまったく落ちない樹木」というわけではありませんが、年中葉を楽しめることから、シンボルツリーや生垣、目隠し等に活用されます。
今回は、エスティナのお庭でも多く植えていただいている常緑樹6種をご紹介いたします。

 

オリーブ

常緑樹の重さを感じさせない色と形で、1本植栽するだけでも明るい印象を与えてくれる。実なりを楽しむには、2本以上の混植がおすすめ。

 

シマトネリコ

小さくツヤのある美しい葉と、風になびく軽やかな樹姿が魅力。
虫もつきにくい優れもので、沖縄などの暖地が原産のため寒さにはやや弱いが、暑さには強くて丈夫。

 

常緑ヤマボウシ

暑さに強く半耐寒性で、冬に多少落葉する。
葉面に光沢があり、ヤマボウシとはまた違った様子。

 

ソヨゴ

葉柄が長くあまり密に生えないため、風に吹かれて葉がそよいで音を立てることから『ソヨゴ』と名づけられた。
樹形が自然に整うため、初心者におすすめ。

 

ハイノキ

落葉樹のような繊細な枝ぶりで、春先に白い小さな花が咲き、自然に美しい樹形を形成するため、庭の常緑の主木に適している。
ただ、西日本の極一部にしか自生せず、生産品もほとんどない上、生育がとても遅く流通本数が少ないので大変高価な樹種。

 

フェイジョア

果実は西洋ナシと桃をミックスしたような味がし、キウイ以上の甘みがある。
耐寒性は氷点下 10度くらいだが、非常に丈夫な植物。
土質を選ばず、日当たりと水捌けのよい場所を好む。

 

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