外構コラム

お庭の地面を覆うものを「グランドカバー」と呼びます。

代表的なものは芝です。

見た目の美しさと質感の良さがあり、また庭の象徴ともいえる芝ですが、

管理を心配する方が多いものでもあります。

芝生の管理で最も重要なのは、まめに刈ることです。

芝刈りさえ十分にできていれば、ある程度コンディションが保てます。

生育が盛んな夏季は特にまめに刈っていただきたいです。

刈らずにいると20センチ以上の高さになってしまい、

密集する結果、通気不良で蒸れ、弱ります。

また芝生に苔が生えてしまうことがありますが、

これは栄養不足が原因で増えるため、肥料を撒くことで対策します。

梅雨明けには除草もしてください。

踏まれることで土が硬くなると、通気が悪くなり、根の生育が損なわれます。

芝の地表面に穴を開けて通気を促し、根の発育を促す必要があります。

これをエアレーションと呼びます。

エアレーションは、一般的には新芽の動き出す春期に1回程度、

踏圧などで土壌が固結しやすい場所では年数回行います。

芝のお庭の事例もこちらのサイトに多数掲載しています。