No.
52
庭と小屋と人と自然の豊かな繋がりがここちよい暮らし
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「屋敷林のあるこの場所を、どうにか生かせないだろうか。」──そんな一件のご相談から、新しい暮らしづくりのプロジェクトが始まりました。 長いあいだ手つかずだった屋敷林や周囲の自然、あるものを活かし、新たな形で再生し、暮らしへとつなげていくことを目指しました。
かつて防風林として植えられたエノキ、タラヨウ、サクラ、ハクモクレン、イヌシデなどの木々はそのままに、多様な植物を加えることで土地の保水力を高め、トンボや蝶が舞い、カエルが暮らせるような、豊かな里山の風景へと育てています。
雨の日や融雪(井戸水)の時には、敷地の中に小さな小川があらわれます。 雨水はこの小川や地中を通って外の水路へ流れる仕組みになっており、住まいの安全を守りながら、植物がのびのびと育つ環境も支えています。
駐車スペースは敷地内の一か所に集約し、そこから各住戸へと続くアプローチは、緑に包まれた心地よい動線となるよう計画しました。 移動のひとときも、自然を楽しめる時間になります。
アプローチには、敷地にあった常願寺川水系の玉石や、屋敷で使われていた瓦、石臼などを組み合わせ、和モダンの落ち着いた表情の中に、少しの遊び心を散りばめています。 また、建物周囲の犬走りにも瓦を用い、さりげなく昔の記憶を受け継ぎました。
周囲には緑や低木を配し、里山の風景を感じられる穏やかな空間を演出。 それぞれの住まいのプライバシーにも配慮しながら、安心して過ごせる、心地よい暮らしの場を目指しています。



