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家を建てて10年、新築時にエスティナでつくった外構を、暮らしに合わせたお庭に変えました。新築時には駐車スペースと庭は段差があり、区切られた空間となっていましたが、お子様も大きくなり自転車で出かけることが増えたため、スムーズにお庭から自転車を出し入れできる形に変えたいというご要望をいただきました。また、洗練された雰囲気の庭空間に変えてリビングからの眺めを一新したいということから、今回庭全体の作りを変える計画となりました。
大きく育ったシマトネリコをシンボルとして残しつつ、周りは建物に合わせたシンプルでフラットな素材へ変更しました。元々は樹脂デッキと土になっていたお庭から、石粒の表現が美しいタイルテラスと大判タイルに見立てたコンクリートテラスに変え、広くフラットな空間としました。コンクリートテラスの先には一部スロープをつくり、自転車でそのまま外に出られるようになっています。併せて庭とカーポートの間にアプローチを取り、スムーズに自転車の出入りができる動線をつくりました。すっきりと洗練された採光フェンスを取り入れたことにより、暗くなりがちなフェンス際でも植栽に日の光が十分に届き、家の中からも緑を楽しむことができる明るいお庭になりました。