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建物を引き立てる、上質で素敵な外構
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今回は敷地に高低差のある物件で、お客様はご夫妻共に開業医をされており日々の生活がお忙しいご家族です。沢山の打合せを重ね、こだわって建てられたI様のお宅を外構でより上質で素敵に見せることを目的として外構デザインをさせて頂きました。当初、住宅メーカーで提案された外構デザインは予算重視で、高低差の解消に法面も芝生敷きで、奥様が完了後の芝刈りに不安を感じ、弊社にご相談下さいました。お子様は3歳になり手の掛かる時期です。お仕事と子育ての両立をされ、とにかく忙しくしている奥様の為に、お手入れが少しでも楽に出来たらと「危険な芝刈りをしなくちゃいけない法面は、失くしてしまいましょう!」とスタートした外構デザインは、セキュリティの面も考えてクローズ外構としましたが、古い街中に位置する場所なので、少しでも廻りの住宅に溶け込めたならということで閉鎖的に感じさせない工夫として、門の外側に一時駐車の出来るスペースを設けました。角地で高くブロックを積んでしまったら交差点の見通しも悪くなってしまうし、宅配業者さんが路上駐車をしてしまうと迷惑にもなってしまう。一時駐車のスペースを設けたことでそんな問題を解消することが出来ました。工事中に道行くご近所の方々が街が明るくきれいになるとI様のお宅の完成を喜んで下さっていると聞き、ご近所にも歓迎してもらえてることにこちらも嬉しくなりました。夜間のライティングもこだわり、明る過ぎず暗すぎずと程良い明るさを作ることが出来たと思います。奥様のお好みで植栽も沢山入れました。今春はブルーベリーの実をお子様と一緒に収穫出来たそうです。お庭の芝刈りには自動芝刈り機(ハスクバーナ)を採用され、お忙しいながらもお庭を楽しんでくださっています。