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34

窓から眺めるインテリアとしてのエクステリア

窓から眺めるインテリアとしてのエクステリア

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「建物の外観と調和の取れた外構デザインにしたい」と、「窓にカーテンを付けずにお部屋から眺められるお庭にしたい」と言う大きく二つのご要望をいただいて生まれたエクステリアデザインです。
建物の外壁の一部に左官仕上げがありましたので、外構として立ち上げる壁を全く同じ仕上げにしたり、木彫の板材にも玄関ドアや二階のバルコニー部分と全く同じ色を使う事で建物との一体感を図りました。また、住宅密集地の中で大きな窓が通りに面しているため、窓にカーテンを付けずにお部屋で過ごしていただくには、道路から2.4m以上の高さのパーテーションが必要でしたが、塗り壁と木彫の板材を使って必要な高さとデザインを両立させました。さらに、外観に閉鎖感が出ない様に「抜け感」を確保する事を意識しつつ、窓に視線が届かない様に各開口箇所の配置をしました。さらに、穴開きブロックの開口部にはブラスト加工したアクリルの立方体を嵌め込んで、採光性を確保しながらも見通せない様にしてあります。玄関ポーチの造作では階段の収まりがスペース的にシビアでしたが、内床で使われている400角のタイルを使いたいと言う事で、そのサイズ感を損なう事がない様な、コンパクトな階段のデザインを模索しました。同様に、庭スペースもかなりコンパクトな敷地でしたが、スッキリとしたタイルテラスとして、部屋の床と同じ高さまで上げて部屋との繋がりと広がりを強く感じていただける様にしました。タイルは玄関ポーチで使われた400角タイルの色違いを採用し、玄関ポーチからテラスへ上がる階段を切り返し箇所にしてあります。窓からの眺めにはインテリアとしてゴチャゴチャしないギリギリのバランスと色使いを心掛け、「水栓」「ベンチ」「」「壁の飾り」「植栽」「照明」の意匠を配置しました。それぞれの色調をモノトーンのグラデーションになる様コーディネートする事で、上品で煩くない印象に仕上がったと思います。
カーテンをしない事で常に視界に入る眺めになる事を考え、内部のライティングはグレアを軽減させるために全てを間接照明でコーディネートしてあります。1年を通して毎日気持ちよくお過ごしいただけている様です。

窓から眺めるインテリアとしてのエクステリア
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