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風景としての輪郭を描く庭
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庭、駐車場、門柱——それぞれに名前はあっても、その役割にとどめず、もっと自由に、建築と呼応する風景を描けないか。そんな思いから、この外構計画は始まりました。 こちらのテラスハウスでは、外構を“暮らしの輪郭”として捉えています。たとえば、パーキングスペースを囲う植物帯も、単なる目隠しや装飾ではなく、建物との距離感を調整し、空間に奥行きをもたらすための仕掛けです。季節や光の変化とともに、表情を変えていくことも大切にしました。 門柱は、ワイヤーで囲い、植物がゆっくりと絡まっていく構造にしています。時間とともに自然に馴染み、人工物であることを忘れるような存在へと育っていくことを想定しています。 既製品のパーツをただ配置するのではなく、場の空気に合わせてかたちを決めていく。直線で区切るのではなく、にじませるように、境界をあえて曖昧にする。そんな“つくり方そのもの”にこそ、この庭の個性があると考えています。 素材はすべて造作で仕上げ、建築の一部として調和するよう設計しました。主張しすぎず、でも確かな意思を持った庭が、住まいの背景となってくれることを願っています。



